「良い仕事をするために、朝の1時間を大切にする」

鎌倉界隈では、早咲きの桜がすでに満開に♡


気温も日に日に暖かくなり、
春の訪れを、全身で感じる季節になりました。


外が暖かくなると、
人の気持ちは、外に向かうよう。


新しい人と出会ったり、お話をする、
そんなことを愛おしく感じる日々です。
 
 

 
 
さて、今回は、不定期に発行している
メルマガで綴った内容を、こちらでもお届けします。
 

※ メルマガでは秘書・アシスタントとしての仕事のあれこれをテーマにしています。

 
 
前回のメルマガで、お伝えしたのは、
 
秘書・アシスタントとして活動する上で、
今、私が、最も大切にしていること。


それは、何かと言いますと…

良い仕事をするために
朝の1時間を大切にする

ということです。
 
 
例えば、新しいことを学んだり、
業務を効率化するなど、
 
良い仕事をするためにできることは、
たくさんあると思うのですが、
 
実は、どんなことよりも大事なのが、
朝の1時間の過ごし方。


そう感じているのです。


もちろん、その日の予定によっては、
必ず1時間を確保できるわけではありません。


でも、少なくとも30分。


朝の時間を、持つようにしています。


では、その時間に、
何をやっているのか、といいますと…


音楽などの音を消し、静かな部屋の中で、
お白湯、あるいは、お茶をいただく。


手を合わせて、深呼吸をし、
あぁ、自分がここにいるなーと、じんわり感じる。


神棚の前で、ご先祖さまにご挨拶し、
神さまや宇宙に向かってお祈りをする。


目を閉じ、窓の外の太陽の光の強さや暖かさを感じながら、
しばし、日向ぼっこのような時間を味わう。


その後、感じていることをノートに書き出したり、
少し先の未来を言葉や絵で描く。


…書き出してみると、こんな感じです。
 
 

 
 
日によっては、
アロマやお香を焚いたり、
散歩することもあります。


さらに、最近は、
お庭の改造を始めたので、
草花の手入れも加わりました。


つまり、
朝の1時間は、自分のための時間。


自分の感覚や存在をたっぷり感じ、
安心、安堵、ほっとする。


そんな風に、心を穏やかにさせる時間を
持つようにしているのです。


この朝の時間を持つようになったのは、
つい半年ぐらいのことでしょうか。


昨年秋頃より、「女子の武士道」の著者
石川真理子先生とお仕事をご一緒する機会に恵まれ、

先生がなさっていることを真似ていったら、
自然とこうなってゆきました^^
 
 

 
 
それ以前も、暮らしのこだわりは、
たくさんあったのですが、

朝の時間を、それに費やそうとは、
思っていませんでした。
 
 
むしろ、朝は、誰にも邪魔されない
「仕事の時間」と思っていましたので、
 
起きた瞬間に、手帳を開き、
急ぎ、今日の予定をチェック、
TO DO をノートに洗い出す、
 
ということをしていましたし、
 
毎朝6時台から、ライブ配信もしていました。


それを終えるとメールをさばき、
パソコン作業に没入というのが、
毎朝のパターンだったと思います。


その後、子どもたちが起きてくるので、
一旦、仕事は中断するわけですが、

それまでに、
どれだけ効率よく仕事が捌けたか、
ということに達成感を感じていました。笑


一方で、その時の自分の状態を、振り返ってみますと…

いつもどこか「焦り」や「不安」の中に、いたように思うのです。
 
 

 
 
でも、よく考えたら当たり前ですよね。
 
 
朝起きた瞬間から仕事スイッチ全開では、
寝ている間さえも、起きてからの段取りや、
仕事のことで頭がいっぱいだったでしょう。


そりゃあ、気持ちが休まるわけがありません。


私が、私を、不安に駆り立てていたのだと、
今になって、わかるようになりました。


朝の時間に重きを置くようになったのは、
ライブ配信を終了した11月あたりから。


朝、ゆっくり寝るようになった。笑
単純に、それが、きっかけだったように思います。


最初は、ゆっくりお白湯をいただく、
ということから、スタートしましたが、


その時間があまりにも心地よく、
美しい感覚をもたらしてくれるものですから、
次々、やることが増えていきました。


気づけば、ゆったりと、朝の1時間を、
自分のために過ごすようになっていた、というわけです。
  
 

 
 
そして、実は、最近、
朝の時間を持つことの、
とても大きな効能を感じています。


それは何か、というと…
 
仕事の質の向上

です。


朝の時間を持つことによって、
穏やかで、安心した状態で、
仕事に取り掛かることができるので、

変に気が散ったり、焦ることもなく、
むしろ、集中力が高まり、
サクサク仕事が進んでいくのです。


脳の動きも、指先も、
スッキリと軽やか、そんな感じ。


さらに言えば、

目の前の仕事ひとつひとつに、
より心を込められるようになった、

そんな風にも、思います。


クライアントを思い浮かべながら、

「この仕事が発展してゆきますように」
「クライアントが幸せでありますように」

と。


そういう感覚が湧いてくるので、
その念を送りながら、
仕事に取り組んでいたりします。


朝の時間に、自分が自分を想うことで、
結果、人を想う余裕も、出てきたのだと思っています。
 
 

 
 
一方、仕事、という局面に置いて、

心の状態、だったり、
心を込める、なんていうと、

非合理で、無駄なことのように思えるかもしれません。


でも、

穏やかで前向きな心持ちこそが、
良い仕事を生む

というのは、誰しも、
感覚的に知っていることだと思うのです。


そして、良い仕事が、人との信頼を深め
次の展開や、新たなご縁に繋がっていく、

ということも、私たちには、
容易に想像できるはずです。


逆にいえば、どんなに朝早くから、
フル回転で働いたところで、

不安や焦りからでは、
良い仕事ができるわけはありません…^^;

(自戒を込めて…)


だからこそ、

目の前の仕事に、心を込めて取り組む、

ということを、いつも当たり前に、
できる自分でありたいと思いますしし、


そのためにも、私は、朝の時間を、
ますます大切にしよう、と思うに至りました。


きっと、秘書・アシスタント、
という仕事に限ったことではないはずですから、


お読みくださった皆さまの
何かのヒントになっていたら、嬉しいです。


「良い仕事をするために〇〇をする。」
「朝の時間は、〇〇をして過ごす。」

何か流儀がありましたら、
是非、教えてくださいね!


かまくらのおと
白河 晃子

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