「今年1年お世話になりました」

今年もあと数時間となりました。
皆さま、大晦日はどのようにお過ごしでしょうか。 
 
 
「お昼に、お蕎麦を外食する」

というのが、
我が家の大晦日の一大イベントです。


結婚するまで、
年越し蕎麦をお外でいただく、
という習慣はなく、

むしろ、祖母の手作りお蕎麦に
近所のスーパーで購入した
大きな海老天をのせていただく、

(しかも、紅白をみながら)

というのが常だったのですが、

夫の習慣に習っているうちに、
私にとっても、当たり前のものになりました。


むしろ、10年連れそっていれば、
私の方が張り切ってお店に向かうというね。

そんなことになっています^^
 


 
お店も決まっていて、

東京に住んでいた時は
外苑前の「川上庵

鎌倉に越してからは、
由比ヶ浜の「松原庵

にお世話になっています。


お店に向かう道中で、
1年の最後の空気を感じながら、

今年は、こんな年だったね、
来年は、こんな年にしたいね、

と話す時間も、なかなか愛おしいものです。


さて、改めまして、この1年お世話になりました。

2021年を振り返って、
心に浮かぶ言葉は、

「導き」です。


たくさんの出会いやご縁に導かれて、
この1年を無事に過ごし、
今日という、かけがえのない日を迎えることができました。

これまでに出会い、
慕い、つながってくださった皆さま

いつも気にかけ、
あたたかい言葉をかけてくださった皆さま

ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
 


 
正直、これまでの私は、
どこか傲慢だったかもしれません。


いろんなことを思考し、
いろんなことに挑戦し、
自らの努力で道を切り拓いてきた!

そう、思っていましたけれど、

今年は、それが、完全に覆されました。


というのも、この1年は、
不可抗力に近い、変容の年で、

その真っ只中にあっては、
しんどく苦しい時もありましたけれど、

結局、その時々に、
必要なご縁や出会いが訪れて、

大きな力に導かれるように、
ここまで運んで来ることができたから。


そして、今、1年前には予想もしなかった場所に辿り着いた。

目の前には、キラキラ輝く、
真っ直ぐな道が見えていて、
明日からが楽しみで仕方ないのです。


「コントロールできることなんて、実は、なにひとつない」
「降参しよう!」

先日、仕事を一緒にしている女性がそう言っていましたが、
本当に、そうだなぁと、思いました。


自分の知も、自分の力も、
本当に大したものじゃない。


だからこそ、

もっともっと力を抜いて、
明るい気持ちを抱き、人を想い、
出会いや流れに、身を委ねることが、

明日からの世界を切り開く、
もっとも大切な鍵なのではないか、そんな風に感じています。


皆さまは、今、どんなことを感じていますか。


進んでいる時にはわからないけれど、
振り向いてみると、見えてくることがありますね。

私は、もうしばらく、
伏線を回収するように、
今年の振り返りを楽しんでみます。


今年もあと数時間となりました。

鎌倉は、日中から、時折、
小さな雪がひらひらと舞っていましたが、
全国的に、寒波が到来しているようです。

あたたかくして、お過ごしください。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。


かまくらのおと
白河晃子
 

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