「“贈り物”という習慣」

ピンポーンとチャイムが鳴って、
大きな荷物が届いた。



開いてみると、クライアントさんからの
「贈り物」だった。



嬉しい❤︎



個人で仕事をしていると、
クライアントさんから「贈り物」をいただく機会が度々ある。



贈り物を頂いたり、感謝して頂くために、
仕事をしているわけでは、決してないが、

仕事に、子育てにと、
時間がいくらあっても足りない、
クライアントさんたちが、

わざわざ時間を割いて、
私を思い、選んでくださったこと、


その真心が、素直に嬉しく、
心から、ありがたいなぁと思う。



さらに、丁寧な手書きのメッセージが、添えられていることも、よくある。



私は、このメッセージの類を、
すべて保管していたりする。



一番古いのものは、起業して最初の、
継続クライアントさんから頂いたもので、

もう、3年以上前のもの。



それでも、メッセージを拝見すると、
一緒に過ごした時間がありありと思い出され

「今、どうしてるだろうか」

と、勝手に思い、
相手とつながっていたりする。
 


  
贈り物といえば、日本には、もともと、
お中元や、お歳暮、賀状などの習慣がある。



また、旅行に行けば、お土産を買うし、
接待では、手土産を渡し合うことも。



海外には、このような風習はないし、

「このお決まりの作業に、どんな意味があるのだろう?」

と、以前は、思っていたけれど、

“ものや手紙を通して、
人を思い、人とつながる”

すごく単純に、私たちは、
そこに重きを置く民族だったんだろうな。



直接、会うことが難しい今だからこそ、
こういう習慣を、改めて、見直してみるのも良いかもしれない。



かまくらのおと
白河晃子

Recommend

Instagram

view Instagram