「やりたいことをビジネスにする道のりを、かっちり構えず学べる一冊」

手元に溜まった「読みたい本」を、
年末年始で解消することができず…

1月は、引き続き、ひとり読書月間中!


その中で、最近、印象に残った一冊が、
こちらの本です!
 
↓↓↓

キッチンで読むビジネスのはなし
 11人の社長に聞いた仕事とお金のこと

一田憲子著(2018 KADOKAWA)
 

 
読み始めたら面白くって、
「キッチン」ならぬ、「車内」で、腰を据えて読みました^^


「ビジネス」というキーワードはあれど、

暮らし、生き方、エッセイ、インタビュー…

いろんなジャンルの要素が感じられる一冊。


その中で、

「やりたいことを仕事の形にするには?」

「ものを売るとは?」

「長く愛されるブランドを作るには?」

といった、仕事やお金のことを、
男女11人の経営者のストーリーから、
巧みに切り取り、伝えてくださっています。


インタビュアー兼ライターである著者の、
まっすぐな姿勢や柔らかい表現が心地よく、

一見難しそうなビジネスの話も、すんなり頭に入ってきました。
 


特に、体系立った「ノウハウ」ではなく、
経営者それぞれの具体的な「アプローチ」や
「手順」に触れられるのが、よかった。


自分自身に置き換えて、ハッとしたことや、
こんな風にやってみよう!と思えたことが、たくさんあります^^


一方で、結局のところ、
「アプローチも手順も、十人十色!」
ということも、改めて、腑に落ちた。


それぞれの信じた道で、
良いことも悪いこともたくさん経験して、

その経験の中から、人を助けて、
世界をより良くしていく。

それを、真摯にやり続ける。


ということが、
ビジネスを形にする真髄なのだろうなぁ、
なんてことを思いました。
  

(この背景に写っている、鎌倉のジャムと焼き菓子のお店「ロミユニ・コンフィチュール」の経営者さんも、本に出てきました!)

 
 
そして、本の内容もさることながら、
著者一田さんの「役割」「世界観」にも、
学ぶところが、たくさん!


インタビュワーとしての立ち位置、
今、会話が繰り広げられているような描写、
飾らない姿勢、言葉の選び方、紡ぎ方….

すべてに、惹きつけられました!


おこがましいけれど、私もいつか、
こんな表現ができるようになれたらなぁ^^


今月は、1年の始まりで、皆さんも、
本を手に取る機会が、多いのではないでしょうか。


かっちり構えず、読み物的に、
ビジネスのことを考え、学んでみたい、
大人の女性には、おすすめの一冊です。


かまくらのおと
白河 晃子

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