「冬至参拝へ。さぁ、いよいよ、始まる。」

今日は、クリスマスイブ、ですね。 


鎌倉の街もイルミネーションに彩られ、
街ゆく人は、ケーキや贈り物を抱えて、
家路を急いでいるように思いました。


皆さまはどんな1日をお過ごしでしょうか。

 
一方、我が家は、まだツリーを出しておらず、
(もう出さなくていいかな…)
夜ご飯はどうしようかしら、という状態。苦笑


というのも、私にとって、
先日の、冬至の日が、あまりにも印象深く、
まだその余韻に浸っているからです。


目の前に広がる世界を、
もっと見たい、もっと想像したい、
もっと深く味わいたい。
 
仕事でも、家庭でも、
大切な人とそれを分かち合って、
生きていきたい。
  
そう思った、一日。
 


  
 
冬至の日は、
朝から、いそいそと支度をし、
子どもたちを学校へ送り出した後、
鎌倉駅へ向かいました。

 
いつもお世話になっている先生と、
先生の元に集う素敵なメンバーとともに、
御祈祷を受けることになっていたのです。


訪れた先は「寒川神社」


朝から雲ひとつない晴天に、
詣でを歓迎されているような、
嬉しい気持ちになりました。
 
 
正式な御祈祷を受けるのは、
おそらく、出産の時以来。
 
 
少し緊張しながら本殿へ運びましたが、
先生が、待合のタイミングに
お作法を指南してくださったので、
安心して臨むことができました。
 
 
一方で、知らないということを
非常に恥ずかしくも思いました。
 
 
あぁ、これまで、
どの面さげてお参りしてきたのでしょう…

心の中で反省。
 
 
神さまは、きっと、
そんなことでお怒りならないと思いますが、
やはり、知る、というのは大事ですね。
 
 
心得ていれば、堂々としていられますし、
居合わせた方々にも失礼がなくなります。
 
 
教えてもらう機会がなかった…
というのは、ただの言い訳。
 
 
年相応に、礼儀やお作法を、
身につけていきたいものです。
 
   

(寒川神社の本殿と青空)

 
 
御祈祷の後の、
なんとも言えない清々しさ。
 
 
「さぁ、いよいよ、始まる」
 
そんな気持ちが湧いてきました。
 
 
寒川神社の近くのカフェで
お食事をいただいた後は、
電車を乗り継ぎ、小一時間かけて、
なんと、江の島へ移動。
  
 
もちろん、観光ではなく、お参りへ。
  
 
江島神社の奥津宮、さらにはその奥の、
岩屋(洞窟)まで運ぶというのですから、
なかなかパワフルなツアーです。笑
 
 
江ノ島は、平日にもかかわらず、
たくさんの観光客で賑わっていました。
 
 
が、私たちは、
名物のたこせんべいや
恋みくじにはわき目もふらず、笑
 
一心に奥へ奥へと進み、
 
目的地のひとつ「奥津宮」にて、
皆で、参拝をいたしました。
 
 
ここでも先生がお参りの手順を
示してくださったのですが、
寒川神社のそれとは、また違う段取り。
 
 
何やらここに奉られている
龍神様のご様子を感じて、変えたのだとか。
 
 
場のエネルギーや御神体によって
作法の段取りを変えるというのも、今回の大きな学びでした。
 

(江島神社 奥津宮)

 
  
そうそう、ご参拝直後に、
とても不思議なことが。
 
 
岩屋に向かう道すがら、
古い建物の窓越しに、海が目に入った時、
 
その地平線に、
黄金色にキラキラ輝く
「帯」のようなものが現れたのです。
 
  
間近で見ようと、みなで、
急ぎ海岸へ駆け降りましたが、
もうその光は消えていました。
 
 
あれは、一体、なんだったのでしょう。
 
結局、正体はわかりませんでしたが、
無性にワクワクして楽しかったです。
 
 
そのまま辿り着いた岩屋では、
探検気分になったのも束の間、

歩みを進めるほどに、
空気が濃く、暑く、重くなるのを感じて、
息苦しくなりました。
 
 
先生曰く、過去の修行僧らの強い念が、
今なお、ここに存在しているとのこと。
 
 
とても不思議な体験でしたが、
畏敬の念を覚えずにはいられませんでした。
 
 
岩屋を出てすぐ、
目に飛び込んできたのは、

空いっぱいに広がる
重厚な雲とその合間から差し込む光の揺らぎ。
 

 
「うわぁ〜」とか「はぁ〜」と、
みな、感嘆しながら、
 
刻一刻と変化していくその景色に浸り、
感じ入る、そんな時間が続きました。
 
 
慌ただしい毎日を、顧みつつ、、
 
世界は、こんなにも多層で、豊かで、美しく、
まだまだ知らないことに満ちている!
 
と思ったら、なんだか、
とても愉快な気持ちになりました。
 
 
あぁ、とても良い時間だったな。
 
 
この日、私は、他の皆さまより
一足先に、家路に着くことに。
 
 
帰りに見た夕焼けも
これまた、本当に素晴らしかった。
 

(ご一緒した大磯さん撮影。江ノ島の夕焼け。)

 
 
今年は、冬至を境に、大きく
エネルギーが変わると言われていましたが、
まさに、それを象徴するような空でした。
 
 
胸の高鳴りが止まないまま、
帰りの電車で思いました。
  
 
目の前に広がる世界を、
もっと見たい、もっと想像したい、
もっと深く味わいたい。
 
仕事でも、家庭でも、
大切な人とそれを分かち合って、
生きていきたい。
 
と。
 
 
そのためにも、
もっと自分を高めて、深めていかなきゃ。
 
来年は、この想いを胸に、動いてゆきます。
 
 
皆さまは、今、どんな想いを抱いていますか^^
  
 
今年も残すところ、あと7日。
クリスマスを終えると、いよいよ年末ですね。


来年に向けて、良い時間にしていきましょう。
 
 
かまくらのおと
白河 晃子











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