鎌倉の住宅街を分け入る先に、
ひっそり佇む古民家レストラン

「燕カフェ」

レストランの軒先には、注意しながら歩いていないと見過ごしてしまいそうな、全く主張のない看板が立てかけられており、かえってそれが、お宝を見つけたような、ワクワクした気分を掻き立てます。

今回は、こちらのお店に、鎌倉で知り合ったママ経営者さんお二人と、ランチに訪れました。


お一人は、はるばる東京からも生徒さんがいらっしゃるお料理教室の講師。

もうお一人は、お寺やイベント・個展会場の、お花の装飾の専門家。


鎌倉は土地柄か、ご自身で商売なさっている方が多いなぁと思うのですが、そういう方のお話は、チャレンジやハプニングや喜怒哀楽に溢れていて面白いです。

すでに、夏やもっと先のプロジェクトが動き出しているみたい。


そして、どんなに「しっとり」「ひっそり」した場所でも、女３人が集まれば、話はノンストップ。笑

「仕事でこだわり出したらキリがなく、完成をどこまでも追求してしまう」とか、

「気持ちが落ちた時に、なかなか浮上できない」とか、

「プロジェクトを終えた時には、ひとりで家で乾杯するのがちょっと寂しい」とか、笑
　
そんな仕事のあるある話で盛り上がり、

だから、時には、こうして人と話して、頭を整理したり、リフレッシュすること大事だよね！

というオチに辿り着いた。


業種は違えど、感じていることや行動には共通点があり、自分で商売をしている人の人間臭いところが、私は、好きだなぁと思ったりしました＾＾
　
　

ちなみに、店内は、どこを切り取っても絵になりそうな、ノスタルジックな雰囲気。

ドライフラワーやお皿や骨董品が、所狭しと並べられていて、お店の中を見て回るのも楽しいです。

そして、ランチは「おでん」と「カレー」の二択！

おでんが珍しいので迷ったのだけれど、店内に漂うスパイスの香りに誘われて、私は「カレー」にしました。

お店がとても独特な雰囲気で、どんなカレーが出てくるのか、目にするまで、全く想像できなかったのですが、

薬膳系のスープカレーで、深みがあり、ちょっと複雑なお味。くせになりそうな一皿でしたよ。


私以外のお二人は、おでんに。
お皿いっぱいに盛られたゴロゴりした具材がとっても美味しそう。
次回は、おでんにしてみようかな。
　
　

（カレー以外に、副菜が３品添えられていて、見た目もボリュームも大満足！）

　
　
今週、関東は、晴れ間が続きそうですね。
（梅雨はどうなった？！）
　
鎌倉は、紫陽花シーズン真っ盛りを迎え、観光客でとても賑わっています＾＾
　
今週も張り切って、いきましょう！


かまくらのおと
白河 晃子