「北鎌倉にて希少な出会い」
- 2022-07-26
- ひとのおと
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今日は、北鎌倉。
いや、今日も北鎌倉でした。
この7月は毎週のように訪れていたかもしれません。
北鎌倉は、鎌倉の一つ隣の駅。
自然の中に寺社と住宅が静かに存在する。その街の佇まいが心を穏やかにしてくれるので、世間がざわざわしていたり、予定が立て込んでいる時ほど足を運びたくなるのです。
鎌倉駅も同じじゃないの?と思われるかもしれませんが、その趣はかなり異なります。
鎌倉駅近くは観光やビジネスで栄えている面もあるため、そこそこ騒々しく世俗的な雰囲気なのですが、北鎌倉は別世界。とにかく静かでひと気が少ないのです。
人間関係や世の中の喧騒から離れたい時は、ぜひ鎌倉よりも北鎌倉へ。
さて、今日はなぜこちらに訪れたのかというと、北鎌倉在住の方とランチをご一緒するためでした。
たまたま近くにお住まいで、しかも、似たようなお仕事(経営者のサポート)をなさっている方とのことで、共通の知り合いがつないでくださったのです。
今日は、初めての対面。
待ち合わせていたお店の外観を夢中で撮っていたところ、背後から「晃子さんですか?」と声をかけてくださったのは、控えめな笑顔がとても可愛らしい女性でした。
さっそく訪れたお店は、2年前にオープンした
Cafe Restaurant「ブラッスリー航」。
北鎌倉フレンチ「航」の系列店で、存在は知っていたのですが、訪れるのは初めてでした。
線路沿いの小道にこんな素敵な古民家があったのね、という驚き。
HPによると円覚寺関係の職人さんが元々お住まいだったそうです。
本店同様、古民家をリノベーションした趣ある空間に、一歩踏み入れた瞬間から高揚を隠せませんでした。
お食事はパスタやカレーなどカジュアルなメニューながら、鎌倉や三浦など地元の食材が活かされていて、美しい仕立てに度々感動。
お手頃な価格で、雰囲気良く、美味しい。
思うに鎌倉でこの3つが揃うお店はとても希少なので、嬉しい出会いとなりました。
…と言いながら、お写真がほとんどないことに後から気づく。
というのも、序盤から話に夢中になりすぎていたためです。
お相手の女性とは「初めまして」にもかかわらず、昔から知っているかのような安心感があり、仕事のこと鎌倉のこと、すっかり話し込んでしまいました。
話を進める中で、仕事に取り組む姿勢や、人との関わり方など、根本的な価値観が非常に似通っていることがわかりました。
「都内から鎌倉に移住する」という選択をしている時点で、何かが似ているのだと思いますが、そんな方との出会いもまた希少です。
仕事のことは滅多に書かないのですが、フリーランスの秘書として関わる案件は着実に増えており、いよいよ体制を見直していくタイミング。
彼女とは仕事の共通点もあり、アドバイスやヒントをたくさんいただきました。
この出会いが大事な転機であるような気がしてなりません。
かまくらのおと
白河 晃子
(お店の縁側には、よーく見ると寝仏さまが♡)
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