生け花体験

師走の慌ただしい中でも
花を見るとほっと癒されます。

先日参加したAtelier & Gallery 一凛の文学講座は
生け花体験がセットになっていました♡

生け花といっても
お花のプロ熊谷珠樹さん
ガイドしてくださるので
初心者でも大丈夫。

この日は文学講座のテーマ
「注文の多い料理店」に着想を得たという
アオモジと葉牡丹(エレガンスという品種だそうです)の組み合わせでした。

熊谷さんが教えてくださる生け花は
剣山を使用せず、花器とお花のみで形を作っていく方法です。

道具なしに取り組むことができる一方、
いざ手を動かしてみると、
お花の重心、色、形など、
全体の調和を図るプロセスはかなり苦戦しました。。

真剣すぎて息が止まっていたかもしれない。笑

それでも、あーでもないこーでもないと手で探っていくうちに、それらしいものに収まっていきました。

見栄えはさておき、草花に意識を集中しているうちに、不思議と自分の内側が整って行ったような気がします。


家で飾り直すとバランスが変わってしまい
異なる表情になりましたが、その違いもまた楽しいです。

「お花を力で固定せず、危うさの中に美しさを見出す」

剣山を使わない手法を
そう表現された熊谷さんの一言が心に残っています。

変わってもよし、危うさもよし。
だからこそ美しい。

そんな風にものごと捉える視点を
持ち合わせていたいものです。


かまくらのおと
白河 晃子

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