「春本番を前に 〜北鎌倉にて散策ミーティング〜」

北鎌倉の駅前は、もうすぐ桜が咲き、
1年で一番、美しい時期を迎えます。


きっと週末あたりから、
一眼レフを構える人で、溢れるに違いありません。


しかしながら、その一歩手前の、今時期も、また美しい。


花の蕾が膨らみ、小高い山から、ウグイスの鳴き声。


道を歩けば、サワサワと木々がざわめき、
寺社に立ち寄れば、春の霞んだ空気に、光がふりそそぐ。


どこからともなく聞こえてくるのは、蛙の声でしょうか。


春本番。その時を待つ、うずうずした命の気配が、そこはかとなく感じられます。
  
  

  
  
昨日は、事業の相談役とのミーティングを兼ねた、北鎌倉散策でした。
 
 
ミーティングといっても、
散策を兼ねるぐらいですから、
きっちり、かっちりしたものではなく、

ランチや、寺社にお参りをしながら、
景色にたたずみ、言葉を交わし、

その延長線上で、近況報告をしたり、
次の展開を描いていくのが、定番スタイルです。
 
 
会議室で話すのとは比べ物にならないほど、感覚がひらくので、
そこに委ねていると、面白いほどに、ひらめきが起きるように思う。


昨日も思いも寄らない展開に辿り着きました。

 
(いや、でも、どこかで、知っていたような気もする。)

 
 
新しい動きが始まるかもしれません。
とても楽しみです^^


少しだけ、北鎌倉散策のお写真を。 
 

(まだ裏庭のお花は、咲いていません)

 
 
こちらは、「 明月院 」です。
 
 
ブルーの紫陽花と、
悟りの窓とも言われる「円窓」が有名で、

今、大河ドラマで話題の、
北条氏ともゆかりのある寺院です。


私個人のSNSのヘッダーを、長い間、
明月院のお写真にしていたのですが、
それほどに、こちらの庭園が好き。

 
(自宅の庭にも、このエッセンスを取り込みたいほど)

 
 
紫陽花や花菖蒲、また、紅葉の季節は、
ため息が出るほどの美しさですが、
 
木々が芽吹きを待つ、この時期ならではの、
うずうずした気配にも、私は、非常に高揚を感じました。
 
 
人も少ないので、そこにある自然と対峙し、
清められるような感覚も味わえます。
  
 

(紅葉時期の明月院)

(円窓に映る世界の美しさよ…)

 
 
昨日は、この後、
東慶寺」にも伺ったのですが、
お写真をほとんど撮っていませんでした。
 
 
しかしながら、それほどに、
今は、境内一面に広がる、
数多くの梅を満喫することができます。
 
 

 
さて、昨日は、春、というより、
初夏のような気温でしたが、
今日は、少し和らぎそうでしょうか。
 
 
皆さま、よい1日を、お過ごしください。


かまくらのおと
白河 晃子







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